雨にもまけず

風にもまけず

何者にもなれず

西日が心を焦がしてく

小石の長い影が

わたしの知らない世界を創っている

この世界に何一つ当たり前などないのだと

黄金色のイチョウがざわめいている

白い月が落ちてこなければいいと思った

誰かになりたいわけじゃなく

何かになりたいわけじゃなく

わたしはわたし

一生わたし